生命育む”あつい”島徳之島

南の海に浮かぶ徳之島は、ただ美しいだけの島ではありません。長寿と子宝に恵まれ、命を大切にする文化が息づくこの地には、人と自然が支え合いながら生きる「あつい」営みがあります。
闘牛と共に育まれる絆、豊かな緑の中にひそむ希少な命、そして未来へと繋がる国産珈琲の挑戦。
世界自然遺産に認められたこの島には、まだあまり知られていない驚きと感動が詰まっています。
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徳之島ツアー一覧
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ページTOPに戻る▲徳之島ってどんなところ?
徳之島は、長寿と高い出生率で知られる命にやさしい島です。空港名「子宝空港」にもその特徴が表れ、島に根付く文化、闘牛の牛も家族のように大切に扱います。
島内には集落で助け合い、身近にあるものの中に楽しみを見出そうとする「なくさみ文化」が息づき、温かな人と人とのつながりが魅力です。
赤土の土壌を活かしてじゃがいもなどの農業が盛んで、最近では国産珈琲の産地としても注目を集めています。
希少な動植物が多く、2021年には世界自然遺産にも登録された、自然・文化・人情が調和する豊かな島です。
- 面積 248平方km
- 人口 2万1千人
- 気候 亜熱帯性気候
徳之島ってどうやって行くの?
徳之島は鹿児島県の離島で、奄美大島などを含む奄美群島のうちの1つです。島へのアクセスは、航空便が鹿児島、奄美大島、沖永良部島から運航しており、フェリーでも鹿児島または沖縄(那覇)から入ることができます。
島の大きさは周囲が約90km。集落内は散歩やレンタサイクルでまわれそうですが、島内をぐるっと一周する場合にはレンタカーかタクシーを使った方がよさそうです。
東京から
羽田空港から鹿児島空港経由で約3時間30分
名古屋から
中部国際空港から鹿児島空港経由で約3時間30分
大阪から
伊丹空港から鹿児島空港経由で約3時間
徳之島のシーズン
エコツアーを楽しむなら6月下旬から9月がおすすめ
徳之島で楽しめるエコツアーや自然体験は、世界自然遺産の森散策、ナイトツアー、ダイビングなど多彩な内容が揃います。
これらの自然プログラムを存分に満喫するベストシーズンは、冬を除く春から秋。なかでも森や浜辺の緑が色濃くなる夏場、6月下旬~9月は海のアクティビティに加え、豊かな生きものたちの営みを観察しやすく、気候も安定しやすいため特におすすめです。
島の文化に触れたり観光するなら春
穏やかな気候の春4月~5月上旬は、島の暮らしに触れたり、島内を観光して回るのにおすすめの時期です。
ガイドの案内のもとeバイクで島内をめぐれば、石垣の集落を訪ねたり、闘牛のお世話を手伝ったり、島の伝統的なおもてなし文化を体験したりできます。
徳之島のイベント・祭事
1月 | 闘牛大会 |
---|---|
2月 | |
3月 | |
4月 | |
5月 | 闘牛大会 |
6月 | トライアスロンIN徳之島 |
7月 | |
8月 | 井ノ川夏目踊り 手々ムチタボレ |
9月 | |
10月 | 上下久志十五夜まつり |
11月 | |
12月 |
徳之島ツアーの注意点
環境保全ルールを守ろう
徳之島は、2021年に奄美群島世界自然遺産に登録された重要な生態系を抱える島です。不用意な動植物の採取や持ち込みは、条例や鹿児島県の保護制度で禁止されており、無許可で採取すると罰則対象となります。
自然観察の際は認定エコツアーガイドの同伴が求められるエリアもあります(例:山クビリ線)。
また夜間に運転する場合にも注意が必要です。夜行性の希少野生動物(アマミノクロウサギ等)のロードキルを招かないよう、スピードを控えめの運転を心がけましょう。