自然と人が交わる汽水域西表島

島の葯9割が森林におおわれている西表島。イリオモテヤマネコをはじめとする固有種が数多く生息し、世界自然遺産に登録されました。
様々な生き物棲みかとなり二酸化炭素の固定でも注目が高まっているマングローブの約7割は西表島にあり、国内最大規模を誇ります。

西表島では人も生態系の一部ととらえられ、自然を保護する取り組みが積極的に行われています。
全国の観光地に先駆けて観光管理計画を策定し、保護対象エリアへの入域人数を制限したり、野生生物の交通事故を防ぐため車両速度の制限が行われたりしています。
訪れる私たちもその精神を尊重し、ルールを守って観光を楽しむようにしましょう

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      西表島ツアー一覧

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      西表島ってどんなところ?

      西表島のマングローブ

      西表島は石垣島の西約18kmに横たわる島です。沖縄県内では本島に次ぐ2番目の広さで、八重山諸島では最大です。

      島のおよそ90%が亜熱帯の自然林で覆われている西表島。イリオモテヤマネコはじめ世界的にも希少な動植物が多数生息しており、その多様性が認められて世界自然遺産に登録されました。
      特にマングローブは日本にある7種全てが唯一そろっており、仲間川のマングローブは日本一の流域面積で天然保護地域として国の天然記念物に指定されています。川や滝を使ったアクティビティが盛んで、遊覧船やカヌー、トレッキングなどのメニューが揃っています。

      島全体が亜熱帯の植物園になっている由布島は、西表島から水牛車で浅瀬を渡っていくスポットで、人気の観光地です。
      仲間川は両岸にマングローブ林が広がっています。中流の船着場から歩くとサキシマスオウの大木まで会いに行けます。
      周囲2kmの由布島にはハイビスカスなど亜熱帯植物が咲き乱れる植物園があります。西表島から水牛車で渡ります。
      島の北部を流れる浦内川は沖縄県最大の川。上流にマリユドゥ・カンピレーの滝が流れています。滝へは遊覧船とトレッキングでアクセス可能です。

      • 面積 284平方km
      • 人口 2千3百人
      • 気候 亜熱帯性気候

      西表島ってどうやって行くの?

      西表島へは石垣島から安栄観光・八重山観光フェリーの船で渡ります。西表島には島の南東部の大原港と北部の上原港2か所の港があります。所要時間は45分~55分です。
      西表島行きの船が発着する石垣島離島ターミナルは石垣島の市街地にあります。空港からはタクシーやバスで約30分の移動になります。航空便と同じ日に高速船に乗船する場合には乗り継ぎ時間に注意しましょう。

          

      東京から

      羽田空港から石垣空港・石垣港経由で約5時間15分

          

      名古屋から

      中部国際空港から石垣空港・石垣港経由で約6時間30分

          

      大阪から

      関西国際空港から石垣空港・石垣港経由で約4時間30分

      西表島のシーズン

      夏ならシュノーケリングやカヌーで海も川も楽しめる

      バラス島
      西表島カヌー

      森やマングローブが生い茂る西表島ですが、夏には川や海でのアクティビティも楽しめ、滞在のメニューが広がります。
      シュノーケリングや体験ダイビングでは色とりどりの魚たちの群れに出会うことができます。
      また川面を進むカヌーからは、陸地から見渡すのとは違ったアングルでマングローブ林を見学できます。
      西表島の自然をフルに体感したければ夏がおすすめです。

      西表島のアクティビティ

      エコツアー

      西表島のイベント・祭事

      1月
      2月やまねこマラソン
      3月
      4月船浮音祭り
      5月
      6月海神祭(ハーリー)(旧暦5月4日)
      7月豊年祭/td>
      8月
      9月
      10月節祭(シィチィ)
      11月
      12月

      西表島ツアーの注意点

      現地のルールを守って自然フィールドを楽しもう

      ピナイサーラの滝

      西表島では大切な自然資源を将来にわたって守りつなげていくため、自然体験フィールドの利用についてさまざまなルールを定めています。
      2025年3月からは特に自然環境を保全する必要がある5つのフィールド、ヒナイ川(ピナイサーラの滝)・西田川(サンガラの滝)・古見岳・浦内川源流域(マヤグスクの滝・横断道)・テドウ山につき、1日あたりに利用できる人数の上限が設けられました。
      また登録ガイドの同行など立ち入りにあたっての条件も付されています。

      初めて西表島を訪問する方がこうしたルールを確認・把握し、必要な事前手続き行うことは容易ではないでしょう。
      うっかりルールを破ってしまわないよう、登録引率ガイドが案内してくれる現地ツアーに参加するようにしましょう。

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