石垣島の観光をもっと充実させたい方へ。観光スポットの紹介から、島での観光の足、ホテル選びまで、旅の計画のポイントをまとめました。この記事を読んで、あなたの旅にぴったりの“最適な回り方”を見つける参考にしてください!
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石垣島の人気観光スポット
川平湾
石垣島の観光といえば真っ先に名前が挙がるのが川平湾。透明度の高い海と、深い青が重なる独特の色合いは、何度訪れても新鮮な感動があります。泳ぐことはできませんが、グラスボートなら海中のサンゴや魚を気軽にのぞけるので、シーズン問わず参加しやすい楽しみ方です。時間帯や天気によって色が変わるので、日にちや時間を変えて訪れて“その日の川平ブルー”を味わうのもおすすめ。時間帯ごとに表情を変える海の色が美しく、石垣島らしさを存分に味わえる場所です。
- アクセス:石垣港離島ターミナルから路線バスで約45分。レンタカーなら市街地から約40分。
- 注意点:湾内は遊泳禁止/晴天時と午前中が海の色を楽しみやすい
石垣やいま村
石垣島の暮らしや文化をぎゅっと凝縮したテーマパークで、散策しながら島の歴史を自然に感じられる場所です。赤瓦の家並みや庭先の植物は、どこか懐かしくもあり、ゆったりした時間が流れています。リスザルとふれあえたり特別天然記念物のカンムリワシを観察できるエリアもあり、ファミリーにも人気。島文化の温かさに触れられる落ち着いた空間で、ゆったりと過ごすほどに旅の深みが増すスポットです。
- アクセス:市街地から車で約20分
- 入場料:大人1,200円/子ども600円
- 営業時間:9:00〜17:30(最終入場17:00)
石垣島鍾乳洞
およそ20万年という時間をかけて自然がつくりあげた鍾乳洞。歩きやすい遊歩道が整備されていて、ライトアップによって鍾乳石の表情が際立ちます。洞内は気温が安定していて、天気が崩れた日にも立ち寄りやすいスポットです。洞窟の中には透き通ったきれいな泉や、イルミネーションが施された「仙境(せんきょう)の広場」もあり、自然の造形美に思わず足を止めてしまうほど。石垣島の“もうひとつの自然”に触れられます。
- アクセス:市街地から車で約10分
- 入場料:大人1,200円/子ども600円
- 営業時間:9:00〜18:30(最終入場18:00)
マングローブ
宮良川
宮良川は石垣島の南部を流れる島で最も長い川。オヒルギ、メヒルギなどのマングローブ林が広がり、静かな水面と豊かな生き物の気配が心地よい場所です。カヤック体験が人気で、初心者でも自然の中をゆったり楽しめます。
アクセス:市街地から空港方面へ車で約15分
吹通川
島の北東につき出た平久保半島を流れる吹通川も、ヒルギの林が広がるスポット。市街地からは離れていますが、その分静かでゆったり自然を満喫できます。全長2.2kmとコンパクトなので、河口から上流まで異なる表情を楽しめるのも特徴。カヤックやSUPが人気のアクティビティです。
アクセス:市街地から車で約40分
- アクティビティは干潮・満潮により時間が前後
- 濡れても良いウォーターシューズが便利
公設市場・ユーグレナモール
ユーグレナモールは島の食材やお土産が集まるアーケード街で、歩きながら石垣島の“日常”が感じられるエリアです。石垣市公設市場もユーグレナモール内にあります。特産品の調味料やフルーツ、民芸品まで揃っていて、旅の最後に立ち寄るとちょうど良い買い物ができます。地元の雰囲気を大切にしたお店が多く、店先でのちょっとした会話が思い出になることも。天候に左右されず楽しめるのも嬉しいポイントです。
- アクセス:離島ターミナルから徒歩約9分
- 営業時間(公設市場):9:00〜20:00/第2・第4日曜休業
(番外編)離島観光
石垣島は八重山の離島にアクセスしやすいのも大きな魅力です。竹富島の赤瓦集落、小浜島のさとうきび畑が広がる牧歌的な景色、西表島のジャングルとマングローブ──いずれも個性豊かで、船でわずか数十分とは思えないほど表情が違います。石垣島に滞在しながら日帰りで巡れるので、旅の予定にひとつ加えるだけで体験の幅が広がります。“島巡り”は石垣旅行をより深く楽しむためのおすすめの過ごし方です。
石垣島を観光するなら?レンタカー・定期観光バス・タクシー
レンタカー
石垣島を自分のペースで巡るなら、レンタカーが便利です。市街地から少し離れたビーチや、北部の自然を訪れるときも移動がスムーズで、時間に縛られないのが魅力。道の駅や展望台に立ち寄って景色を眺めたり、地元のお店を見つけて小さな発見を楽しんだり──そんな寄り道もレンタカーならではの魅力です。天気などその日のコンディションに合わせて行き先を選べて、家族旅行にも向いています。
- 旅行シーズンは予約が埋まりやすい
- ガソリンスタンドは市街地周辺に集中
- 特に日没後の運転は慎重に
定期観光バス
車の運転はちょっと…という人でも、島内の主要スポットを効率よく巡れるのが定期観光バスの魅力。ガイド付きで移動の心配もなく、初めての石垣島でも安心して景色や文化に触れられます。
コース・運行時間・料金
コース:バスターミナル→権現堂・桃林寺→石垣島鍾乳洞→川平公園(オプションでグラスボート)→昼食→米原ヤシ林→玉取崎展望台→宮良川ヒルギ林→バスターミナル
運行時間:毎日 9:15 発〜14:00 着
料金:大人 6,500円/子ども 4,800円(昼食付き)
- 前日17時までの予約が必要
- 席は自由席で混雑時は相席の可能性あり
タクシー
タクシーは目的地までストレートに移動できるので、短時間で効率良く観光したいときや、荷物が多いとき、天気の不安があるときに便利です。団体や家族連れでも気軽に使えて、地元の道にも詳しい運転手さんが案内してくれることも多いです。
| コース名 | 所要時間 | 主な立ち寄り先 | 料金(普通車) |
|---|---|---|---|
| 市内コース | 2〜2.5時間 | バンナ岳展望台、石垣島鍾乳洞、唐人墓 | 約13,800円 |
| 川平湾コース | 約3時間 | 川平湾、やいま村 または 鍾乳洞 | 約16,500円 |
| 半周コース | 約4時間 | 米原ヤシ群落、川平湾、鍾乳洞またはやいま村 | 約22,000円 |
| 一周コース | 約5時間 | 玉取崎展望台、米原ヤシ群落、川平湾、鍾乳洞またはやいま村 | 約27,500円 |
| 全島コース | 約6時間 | 玉取崎展望台、平久保灯台、川平湾、米原ヤシ群落、鍾乳洞/やいま村 | 約33,000円 |
※ジャンボタクシー(9名まで)も利用可能(料金は普通車より高め)
石垣島観光どこに泊まる?ホテル選びのポイント
市街地ホテル|コスパ重視
市街地(石垣港離島ターミナル周辺)は、飲食店や商店、バスターミナルが集まる旅の拠点。価格帯の選択肢が広く、アクティブに動き回りたい人に向いています。離島ターミナルがすぐ近くなので、竹富島などへの日帰り観光もスムーズ。ホテルから歩いて食事に行けるのも大きな魅力で、気に入った店を見つけたらふらっと入れる気軽さがあります。「立地の良さ」と「動きやすさ」を優先したい人には、市街地のホテルがおすすめです。
市街地ホテル例
- ホテルミヤヒラ
- アートホテル石垣島
- ホテルイーストチャイナシー
- ルートイングランティア石垣
- ベッセルホテル石垣島
南部リゾートホテル|利便性とリゾートのいいとこ取り
空港からアクセスしやすく、市街地へも車で移動しやすい“ほどよい距離感”の立地が南部リゾートの強み。プールやビーチが整ったホテルが多く、リゾート気分を味わいながらも、観光にも出かけやすいバランスの良さがあります。ゆったり過ごす時間と、アクティブに動く時間をどちらも楽しみたい方にぴったりです。
南部リゾートホテル例
- ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
- フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ
- グランヴィリオリゾート石垣島
川平・北部リゾートホテル|ゆっくり過ごしたい派
川平湾エリアや北部は、石垣島の静けさと自然の豊かさを味わいたい人向けの滞在先。市街地から離れる分、夜は星がよく見え、朝は海と森の音に包まれるような時間が流れます。観光よりも“島で過ごす時間そのもの”を大切にしたい方にぴったりです。
北部リゾートホテル例
- 石垣シーサイドホテル
- クラブメッド石垣島
石垣島はエリアごとに異なる魅力を持つ島。移動手段やホテル選びを工夫して観光すれば、旅の満足度が高まります。目的に合ったスタイルで過ごせば、きっと忘れられない滞在になるでしょう。
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