屋久島トレッキングのコツ・注意点

 

トレッキングに参加するには?

普段から山登りに親しんでいない方や、初めて屋久島でトレッキングに挑戦される方はガイドの方と一緒にいらっしゃることをお薦めします。ガイド付ツアーに参加すれば、道行く途中色々な見どころを解説して貰えますし、登山届の提出のお手伝いなどもしてもらえます。また、宮之浦から安房、尾之間の間であれば、送迎が付いているツアーが多いです。

旅の計画のコツ

登山と言えばつきものなのが早起き。とはいえ、前日十分な睡眠をとっておかないと思わぬ怪我などにつながりかねません。
そうなれば、前日は登山口の近くに宿を確保するのが正解。「縄文杉登山」であれば安房地区に、「白谷雲水峡」であれば宮之浦地区に泊っておくと、トレッキング当日朝の移動がいくぶん楽になります。あるいは、トレッキングツアーの送迎範囲に含まれる尾之間でもよいでしょう。
また、トレッキング中は必ずしも旅行に持ってきている全ての荷物が必要ではないでしょう。トレッキング中必要な道具以外の荷物は、どこかに置いておきたいもの。それにはトレッキング当日も前日と同じ宿に連泊してしまうのが一番楽です。
つまり、「縄文杉登山」に行きたければ安房に2泊、「白谷雲水峡」に行きたければ宮之浦に2泊するのが一番簡単なのです。
他方、屋久島で天然温泉に入れるのは、尾之間地区です。長い距離を歩いて疲れた体を温かい温泉で解きほぐしたいというのもまたよく分かります。そんな方は、レンタカーを借りておいて余分な荷物を車中に置いておき、下山後移動するとよいでしょう。山で森に癒され、下山後は温泉に癒される。何とも贅沢な1日になることでしょう。

登山のマナー

動植物を大切に


屋久島には貴重な動植物が数多く生息・生育しています。屋久島の貴重な生態系は一本の植物、一匹の虫が維持しています。トレッキング中に限らず、動植物を採集しないで下さい。
また、野生の動物に餌を与えることもやめましょう。野生の本能を失わせたり農作物被害を引き起こす原因になります。
トレッキング中は屋久島の動植物・自然を守るように歩きましょう。

ゴミは持ち帰る


ゴミは山にポイ捨てせず、必ず持ち帰るようにしましょう。トレッキングで山に入る際は、ゴミを持ち帰る袋を必ず持参し、指定された場所まで持ち帰りましょう。

水は汚さないで


水場周辺でのトイレや食器洗いは水質の汚染につながります。 トイレは必ず決まった場所で行い、食器は水場で洗わず全て紙でふき取って持ち帰るようにしましょう。
●屋久島の山岳部では、次の場所にトイレがあります。
荒川ルート  荒川登山口、大株歩道入口、高塚避難小屋、新高塚避難小屋
淀川ルート  ヤクスギランド入口、淀川登山口、淀川避難小屋
楠川・白谷ルート  白谷雲水峡入口、白谷山荘
その他  鹿之沢避難小屋、石塚避難小屋

山に動物を連れて行かない


山に動物を連れて行くと、屋久島の貴重な生態系に思いがけず重大な悪影響(伝染病など)を与えてしまう恐れがあります。
他の登山者の迷惑にもなりますので、山に動物を連れて行かないようにしましょう。

登山の注意事項

登山届けを提出する


トレッキング・登山で山に入る際には必ず登山届けを提出しましょう。 万一遭難した場合、登山届けを提出していると捜索がスムーズに行われ、発見される可能性が高まります。

入念な事前準備を


登山を行う際には、必ず事前に登山道の状況を確認しましょう。登山道が荒れていたり、利用できない状態になっていることもあります。
荒川登山口から縄文杉、淀川登山口から宮之浦岳を往復するには徒歩で9〜10時間程度かかる長い道のりとなります。装備も十分に整えて臨みましょう。 変わりやすい天気に備え雨具、防寒衣を用意し、非常食、懐中電灯、コンパス、警笛・携帯電話(無線機)を必携しましょう。
服装は、怪我や寒さを避けるため長袖・長ズボンを着用し、足元が滑らないよう登山靴を用意してください。

【参考】屋久島の天候
平均気温(最低〜最高)(℃)降水量(mm)平均気温(最低〜最高)(℃)降水量(mm)
1月11.4(8.4〜14.2)257.37月26.6(23.5〜30.0)324.9
2月11.7(8.7〜14.5)272.98月26.9(24.0〜30.3)296.0
3月14.2(14.2〜17.2)427.09月25.1(22.2〜28.3)398.6
4月17.6(14.3〜20.9)425.610月21.6(18.8〜24.5)303.8
5月20.5(17.1〜23.8)454.611月17.7(14.7〜20.6)270.6
6月23.5(20.6〜26.6)697.112月13.4(10.4〜16.3)230.4
出典:気象庁HP

登山道から離れない


屋久島の山は道に迷いやすく、一度登山道から離れると遭難してしまう恐れがあります。また登山道を外れることは、貴重な植物を踏みつけてしまうなど、自然に悪影響を及ぼすこともあります。 自分を守るため、また自然を守るためにも登山道は外れないようにしましょう。遭難時における捜索費用は本人負担となります。
なお、登山道は原則上りの登山者が優先です。狭いところでは譲り合って通りましょう。

万一道に迷ってしまったら


万一道に迷ってしまった場合には、体力の消耗を避けるためむやみに動き回らないようにしましょう。救助用に警笛や携帯電話を持参するとよいでしょう。
携帯電話は、宮之浦岳や永田岳など主要な山頂や、種子島が見える場所、縄文杉への登山道(大株歩道)の一部で使用できる場合があります。
なお、道に迷った場合でも沢伝いに川を下らないで下さい。屋久島の川は滝が多くて大変危険です。絶対に沢には下りないようにしましょう。

荒川登山口での注意事項

午前7時頃には出発を


荒川登山口から縄文杉までは往復9〜10時間かかります。午前5時頃から遅くとも7時過ぎには出発するようにしましょう。

連絡手段にご注意


荒川登山口には公衆電話はありません。また、携帯電話も通じません。登山口より4km手前の荒川分れに公衆電話があります。

駐車禁止区域の遵守


荒川登山口は路線バスや屋久杉を搬出するトラックも使用します。これら車両の運行の支障とならないよう、駐車禁止区域への駐車はぜったいにしないようにしましょう。
万一荒川登山口の駐車スペース(約20台分)が満車の場合には、周辺の待避所などに駐車可能ですが、その場合にもカーブ拡幅部分や直線道路両側への駐車はしないようにしましょう。

トロッコ道での注意事項

荒川登山口から大株歩道入口まではトロッコが通ります。トロッコ道を通るときには下記の事項を守りましょう。
●並んで歩かない。一列で歩く。
●休憩は退避場所でとり、トロッコの線路上では休まない。
●トロッコが通る際には、その妨げにならないように、退避場所など安全な場所に退避する。
●途中の橋には手すりがないので、特に風の強い日に通行する際には十分に注意する。
●トロッコの線路等施設に損傷を与えない。

縄文杉などの保護について

縄文杉の保護


縄文杉は一般に紹介されて以来、多くの登山者に周囲を踏まれて土壌が流出した結果、根が露出しています。そのため、周囲の立ち入り禁止設定や展望デッキ設置などの保護措置が取られています。
そのため、縄文杉を見る際には、展望デッキを利用し、下記事項を守りましょう。
●展望デッキの外に出ない。
●食事は休憩所や高塚小屋(それぞれ展望デッキから徒歩2分と5分)でとりましょう。
●トイレは荒川登山口または大株歩道入口または高塚小屋で。
●ゴールデンウィークなど混雑時は指導員の指示に従いましょう。

ウィルソン株の保護


屋久杉の切り株で最大級のウィルソン株についても、近年登山者に周囲を踏まれるなど、周辺環境の悪化が懸念されています。
ウィルソン株を守るため下記事項にご協力下さい。
●立ち入り禁止区域には入らない。
●株を傷つけない、株に上らない。

携帯電話利用可能地域

荒川登山口、淀川登山口やほとんどの山中で、携帯電話は通じません。 縄文杉デッキ、宮之浦岳山頂、永田岳山頂、黒味岳山頂、太忠岳山頂、投石平など一部地域で一部の携帯電話は通じます。 ただ、せっかく自然の雰囲気を楽しみに来ていることですし、非常時を除いてむやみに使用することは避けましょう。

お申込み・お問合せ

南西旅行開発株式会社
TEL:03-3409-4101
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